本を読んで今日を生き延びる

うつでぎりぎりの社会人が小説で現実を逃避しながら生き延びます

死にたい

会社に毎日行っている。
ゆっくり確実に削られている。
とてもつらい。

今朝も起きて、泣いて、泣きながらシャワーを浴びて、
泣きながらメイクをして、なんとか会社に行った。

帰り道で涙をこらえて、顔をしかめて、家族との夕食をドタキャンして、
家に帰りついてドアを開けながら泣いた。
それからずっと泣いてる。
きっと明日も目が腫れてる。
花粉症のせいにできる季節でよかった。

お酒を飲まないと、素面でいることがとてもつらくて、
帰ると毎日飲んでいる。
飲みすぎだ。体に絶対にわるい。

あとは異常に食べている。
他人と食べるランチが、喉を通らなくて、仕事の前の食事も、ほとんど無理で、
夜しかないから、というのを言い訳に、
明らかにおかしな量を食べてる。
過食になってしまったらどうしよう。
アルコール依存症になってしまったらどうしよう。
とてもこわいのに、夜は、お酒と食べ物をお腹に詰め込むだけ詰め込み、疲れて酔っ払って眠ることしかできない。

仕事に毎日行かなくてはいけない。
絶対明日も行かなくてはいけない。

死にたいけど痛いのは嫌だ。
マイスリーとウィスキーとか、どんなにたくさん飲んだって死ねる気がしないし、
目が覚めて頭がいたくて吐き気がして、つらいのは自分だ。
死ぬのに失敗すると、すごいしっぺ返しがくる。

それにわたしはいま健康保険に入っていない。
派遣社員は最初の1ヶ月は入れないそうだから。

だから、いま死に損ねたら、病院代が払えない。
下手なことはしないほうがいい。
これ以上状況を悪くしないほうがいい。
ただ毎日死なずに会社に行ったほうがいい。
とんでもなく安い時給だけど、
出勤してる限り、お金にはなるので、プラスだ。

それに、両親が生きているうちは絶対に自殺しないって決めた。
忘れてたけどいま思い出した。
これだけは守ろう。

もっとお酒のんで、はやく思考を手放して、はやく寝たい。
つらい