本を読んで今日を生き延びる

うつでぎりぎりの社会人が小説で現実を逃避しながら生き延びます

喉がいたい

もしかしてこれは、、風邪のウィルスをもらってしまった?

新しい職場は窓もなくだだっぴろい空間にたくさんの人、換気が悪く気温が高め。
いかにもウィルスが蔓延しそうな感じなので、とても不安。

熱が出たら嫌だし、咳はとてもとてもつらいし、鼻水はボーッとするし不快だし、ああ、風邪をひきたくないなあ。。

働くというのは、こうやって、ウィルスに感染するリスクを負うような混雑した場所に出向くということだし、
私は体が強くない。

この喉の痛みとイガイガと違和感が、ただの勘違いであってほしいけれど。これはきっと風邪の前兆だし、いいことがなにもないな。

情けないな。
こんな仕事は本当はしたくない。
わたしはもっと頭がよくて難しいことができると思いながら、年下の女の子に雑用を命じられて、くだらないしきたりを教わって、誰でもできる入力やファイリングやこまかな事務作業をする。
そうしないと生きていけないから、する。
笑顔で、する。
みじめだ。
誰も同情しない。
自分の責任だ。

わたしは風邪を引いても仕事が嫌いでも人間関係にうんざりしても、結局は働かなくてはいけないのだから、ほんとうはこんなことを考えないほうがいい。
はやく寝たらいい。

明日も仕事だ。
知らない人とコミュニケーションをとりながら、他人と食事をして、話して、意思疏通をして、明日も。
明日も、つらい。

もう寝たほうがいい。

仕事を始めた

つかれた。

タバコとお酒に逃げてしまう。
疲れて疲れて疲れて家に帰りつくと泣いてしまう。

わたしは結局のところただの社会不適合だ。
難しい仕事も単純な仕事も、そこに人間関係がある限りこうやって、疲れて、泣くことになる。

時給の安い簡単な仕事に逃げたんだから、
ここで踏みとどまってなんとか働き続けたい。
働いて社会に参加してふつうに生活したい。

だけど、とても疲れてしまって、
人と会話することや教わることが疲れる。
誘われたお昼を断れない。
人と食べるお昼は喉をとおらず半分残してしまい、
夕方にはおなかがすいてふらふらだ。

トイレに行くタイミングをつかめない。
トイレを我慢してしまってつらくて泣きたくなる。
わたしはコミュニケーションが下手だ。
つかれて、つらい。

生きてる気がしない。
でも、働かなくては。

この社会で、健康な大人は富豪でもない限り、働いて社会に参加する。
働いてお金を稼ぎ毎日を生きている。
わたしは働くしかない。
働くのは、人とコミュニケーションをとること。
避けられない。
やるしかない。
でもできない。
だから我慢する。

タバコとお酒で本当にいやされる。
疲れた。

この女 / 森絵都

じわじわ面白くなる。
ほぼ100%関西弁での会話が続くので、最初少し読みにくいなーと思ったものの、
慣れてくるとそのテンポがなんとなく心地よくなる。

1通の手紙から始まる、その手紙をきっと最後読み終わったあとに、読み返したくなるだろうなと思ったら、やはり案の定、最後読み返してグッときた。

手紙にあるとおり、この女、を描く男の物語。
曖昧で希望とも絶望ともとれるラストだけれど、
わたしには救いがあるように見えた。

釜ヶ崎、あいりん地区、という地名をはじめて知ったので、
読み終えたあとに検索して、複雑な気持ちになった。

生きることに貪欲であってもなくても、
そこに人が生きている限り、食べて寝て働いて、生活をしていく必要があって、
スタート地点で不利な人も、突然足をすくわれた人も、この物語のなかに出てきて、ただただ生きている。

個人的に、主人公に小説の仕事を持ってきた大輔という男が印象的だった。

怖い

貧困に一歩一歩近付いている気がして、こわくなった。

今は親がいて実家にいるからいいけれど、
自分でお金を稼げなければ、いずれ貧乏になる。
シンプルで当たり前なこと。

こわいなあ。
回避したいなあ。

きょうは気分が落ちているようだ。
まずはお風呂に入って、できれば外に出たい。

今日は1日漫画を読んでいた

丸二日、引っ越しのお手伝いをして、今日は筋肉痛。
なので、家から一歩も出ずに、漫画を読みふけりました。

高台家の人々、1~3巻。面白すぎる。絵がきれい。だいすき。

銀盤騎士、1巻だけ。続きを買ってはやく読みたい。キュン。

累、1~4巻。こわい。面白い。続きが気になる。

orange 4巻、少し飽きてきた。

その吸血鬼は正しくない夢を見る、1巻。うーん、吸血鬼もの好きなので面白かったけど、続き読まなくてもまあいいかな。

きょうは会社休みます。8巻。相変わらずイイネ!主人公がもうちょっとエリートのほうに傾いちゃったりすると、ますます取り合われてる感が出ていいね!

そこをなんとか、10巻。もう10巻なのかはやい。面白い。飽きない。

ニーチェ先生、3巻。かなり減速してるけどまだ読む。

レヴォリューションNo.0 / 金城一紀

かっこいい!!熱い!!

正義感が、なんだか独特の美学に彩られている気がして、
わくわくするし、勇気がわくし、
涙ぐみそうになることすらある。

興奮する。

主人公には、すべてをゼロにしてクソみたいな環境を脱して再スタートを切れる保険がある。
暴力教師のいる底辺高校を抜け出して、コネの力で将来につながる高校へ、編入できる。

でも、それを、よしとしない。

リスクも無意味さもわかっていて、それでも、というその姿勢や考え方はやはり美学だと思う。
とても格好よくて、ハレバレした気持ちになる。

こうして育まれていく友情や、小さな達成感は、
その人が一人生きていくための、何よりもの糧になると思う。絶対に。

「リセットボタンを押し続けろ。
何度でも、ゼロに、戻れ。」

励まされる。

この著者の本はすべて読もうと思った。