本を読んで今日を生き延びる

うつでぎりぎりの社会人が小説で現実を逃避しながら生き延びます

本が楽しくてしあわせ

また本を読んでいる。
こんなペースで読めるのは本当に久しぶり。
とてもしあわせで、ありがたいことだと思う。

こうやって、ドトールのミラノサンドとカフェモカが美味しくて、
ブックオフで買った古本が面白く読めて、
ちょっと散歩したり、日を浴びたり、してると、
もうこれでいいんじゃないかと思える。

こういう人生に満足して、無理はしなくてもいいんじゃないかと。

そりゃあ、いまは無職で、
でもきっと、もうすぐ何かしらの派遣の事務職に就いて、
ボーナスも昇給も退職金もなく、それどころか
いつまで派遣の仕事に就けるかわからない状態は、
めちゃくちゃ不安定で、金銭面もカツカツだけど。

でも、そこから抜け出すために、
やれ簿記の資格だ、英語を勉強してTOEIC受けて、
それだけじゃダメだやっぱ国家資格だ、
税理士か社労士か、必要な勉強時間は何千時間か…

心がすさむ感じもあるから。
不安で、このままでもいいのに、
きっとこの先は、このままだとダメだから、
今なんとかしないと、という、焦燥感。

今日みたいにしあわせな時間を過ごせると、
このまま、わたしはどうせ実家だし、
このまま、のんびり暮らしていければ、
それで…もう…、と、思うけれど、
でも、やはり勉強して挑戦して努力し続けるしか、
ないんだろうなとも思う。

選択肢を減らさないための、努力。
年齢だけでどんどん選択肢が減っていくなかで、
少しでも、まだ選べる余地を残しておくための、努力。

天職に就けて、ずっとこれで食べていこうと、
そう覚悟を決められた人って、すごいなあ。。